(「達也と美咲」より)
(「会社の同僚にスワッピングを持ちかけられたんだけど」より改訂)
僕は29歳で名前は住谷涼太(すみたに・りょうた)。中堅商社の会社員で顔は良くも悪くもこざっぱりしている。高身長(178センチ)で昔は痩せ型だったけど最近ちょっと腹が出てきた。嫁の名前は住谷梨花(すみたに・りか)、27歳。身長は159センチ、胸はEカップ(超柔らかい)で美乳。でも本人はこの巨乳がコンプレックスだったらしい。普段はそれを隠すような服装をしていたらしく、僕も付き合うまで全く気づかなかった。
梨花は気が強いけれど、男を立ててくれる大和撫子タイプ。夫の僕が言うのもなんだけどかなりの自慢の嫁さん。僕としては梨花の顔は惚れた弱みかも知れないが美人としか言いようがない。ただ友人からは酔った勢いで〔お前が思っているほど美人じゃないぞ。〕と言われたことがあった。しかし、客観的にみても梨花は中の上だろうと思っている。
同じ会社にいた僕と宇部梨花が、付き合い始めたのは彼女花が入社して2年目からだった。梨花の外面よりも内面に惹かれるところに惚れた。同性に好かれて異性からも友達になりやすいタイプの娘だった。僕がプロポーズをしたのは彼女の部屋。結婚式のTVCMを2人で観ていたら、梨花から『私達もそろそろじゃない?』って尋ねてくるので、僕も思わず「そうだね。」という感じで答えてあっさりと決まった。
そして今、結婚して2年目、もう新婚じゃないし夜のほうは前からマンネリ気味になっていた。セックスは全くなくなったわけではないけれど週に1回あったのが月に2回に半減している。梨花はそれほど性欲があるほうじゃないと思う。だから今の状態に不満を言ったことがない。それに子供作りはもう少し後にしようってことになっている。
ただ、マンネリ解消のためにセックスの工夫もしてみた。ソフトSMみたいなもので目隠しプレーには案外梨花は興奮していた。Mの傾向があるのかもしれない。SMプレイはその1度きりだったが、興奮している嫁(梨花)の姿に僕は思わず勃起した。
そんなときに友人が【スワッピング】の話を持ち込んできた。ちなみにそいつが前述した〔お前が思っているほど美人じゃないぞ。〕発言した長谷将生(はせ・まさき)だ。将生は会社の同期で年齢も同じ、僕とすごく仲良かったからわが家にも何度か遊びに来ている。梨花とも友達みたいな感じである。
将生は、顔や体格とかは僕とそんなに変わらない。ただし性格が全然違っていて、どちらかというと内向的な僕と違って社交的でいかにも二枚目半の営業マン。その将生はまだ結婚をしてはいないが、恋人は居る。その彼女とは長く交際していて〔マンネリだからどうかな?〕と、【スワッピング】を僕に持ちかけてきたのだ。